「つぐない」
2008 / 03 / 01 ( Sat ) 22:10:09
◆4月公開
[あらすじ] 1930年代、戦火が忍び寄るイギリス。 政府官僚の長女セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、 兄妹のように育てられた使用人の息子、ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)と思いを通わせ合うようになる。 しかし、小説家を目指す多感な妹ブライオニー(シーアシャ・ローナン)のついたうそが、 ロビーに無実の罪を着せ、刑務所送りにしてしまう。 <シネマトゥデイより抜粋させて頂きました> [感想] <☆の評価の下にネタバレ感想を書きました。御注意を!> なるほど。。 鑑賞中、とってもつらくなってしまうようなほどの悲しい物語でした。 せつない、というよりすごくすごくつらいです。 ネタバレを避けるとなかなか上手く言えないのですが、 さまざまな偶然と、登場人物たちの純粋な想いから生まれた、最悪の悲劇とでもいいましょうか。 鑑賞ちゅう忘れてはいけないことは、 ブライオニーが罪を犯したとき、彼女はまだほんの“少女”であったことと、彼女の想い。 もちろん、けして許されないことではあるのだけれど。 それから、注目すべきはブライオニーの少女時代に扮するシアーシャ・ローナン。 アカデミー賞助演女優賞にノミネートされただけあって、 瑞々しく好奇心旺盛で多感な少女を見事に演じきっています。 ずっと見ていたくなるような、不思議な魅力のある女優さんだなという印象。 注目注目。 ☆☆☆☆☆/4,5 〜以下、ネタバレ〜 微塵の悪意もなくても、けっして許されないことがある。 密かに想いを寄せていた人が姉と関係を持ってしまったことへのあてつけで、 つい、ついてしまった嘘。 13歳という無邪気すぎる年頃ゆえの残酷さ。 愛している人に憎まれることが“仕方がない”というつらさとは どんなにつらいだろうかと思うと、悲しくてたまらない気持ちにさせられます。 しかも、その罪の意識というのは歳をかさねればかさねるほど、重くのしかかってくるでしょう。 それを受け入れ、一生をかけて償うわけです。 悲しすぎる。 |
「ダージリン急行」
2008 / 03 / 01 ( Sat ) 01:57:43
◆3月8日(土)公開
[あらすじ] 父の死をきっかけに別々の道を歩みはじめ、それぞれの人生で悩み迷っていたホイットマン家の3兄弟、 フランシス(オーウェン・ウィルソン)、ピーター(エイドリアン・ブロディ)、ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)。 あるとき、事故で九死に一生を得たフランシスは、兄弟のきずなを取り戻すため、弟たちをインド旅行に誘う。 <シネマトゥデイより抜粋させて頂きました> [感想] 最高!!!! いまのところ個人的2008年NO.1です! まずキャラクターがたまんないくらいイイ! いい歳して精神年齢が小学生レベルの3兄弟が主役。 もともとお金持ちの家の生まれなんだけれど 兄弟たちはそれぞれの道でそれなりに成功をおさめているんだけれど 同時に壁にもぶち当たっていて。 そんなあるとき、(長男の独断により)兄弟仲を深めるために列車の旅に出ることになる。笑 舞台はインド。 うん、この国を舞台に選んだ監督のセンスにも拍手。 兄弟たちの言動はみんな真面目で切実なんだけれど、 それが観客からしたらすっごくおかしくて、 私は終始ニヤニヤしながら観ていました。笑 脚本は、ロマン・コッポラ(あのコッポラさんのところの息子さん)と、三男役のジェイソン・シュワルツマンの共同脚本。 いいねぇ。すごく上手いです、脚本。 色彩センスも抜群。 鑑賞後はとっても晴れがましい気持ちになれて、後味良し。 構成作家の鈴木おさむが、 「ずっと何か新しいことを始めたいと思っている人、でも始められない人。 この映画はちょっとした勇気を与えてくれます。次の日会社を休んでしまうかもね」 とコメントしているんだけれど、コレまさしくです。 何かしでかしたくなってしまうんですよね。 時間があればもう一度観に劇場に行きたいと思います。 文句なし! ☆☆☆☆☆/5,0 |
「椿三十郎」
2007 / 12 / 12 ( Wed ) 15:58:14
[あらすじ]
とある社殿の中で井坂伊織(松山ケンイチ)をはじめ、9人の若侍たちが上役である次席家老黒藤(小林稔侍)らの汚職について密談していると、 椿三十郎(織田裕二)という浪人が現れる。 密談を盗み聞きしていた三十郎は陰謀の黒幕を見抜き、室戸半兵衛(豊川悦司)率いる悪者の手先から若侍たちを逃がす。 <シネマトゥデイから抜粋させて頂きました> [感想] これも公開してしまいました。 うー、まったく追いつけません;; さて、本作ですが。 オリジナルは鑑賞していません。 が、かなり独断と偏見で書かせてもらいますと、 ものすごーーくオリジナルへのオマージュを感じました。 旧き良き日本映画の薫りがヒシヒシと。 それが現代の映像技術とあいまって、画面が鮮やか過ぎるなという印象を持ったほど。 時代劇離れをしている日本人だから、こういった作品が作られることは良いことだと思う。 本作も思っていたより面白かったし、あえて若い人たちにオススメしたいな。 ちなみに…織田版の椿三十郎、私は苦手でした^^; 今度オリジナルの三船版の椿を観て見比べてみようと思います。 ☆☆☆☆/3,5 テーマ:映画★★★★★レビュー - ジャンル:映画 |
「ディセンバー・ボーイズ」
2007 / 11 / 22 ( Thu ) 11:15:59
◆12月1日(土)公開◆
[あらすじ] 1960年代、カトリック教会の孤児院で育ったマップス(ダニエル・ラドクリフ)たち4人の少年は、 ほかの子どもたちが養子として養父母に引き取られていくのを見る度に、不安にかられていた。 そんなある夏、彼らは海辺で休暇を過ごすことを許可され、大喜びで出かけていく。 <シネマトゥデイより抜粋させていただきました> [感想] ダニエル・ラドクリフの魔法使いじゃない姿が観られるということでファンの間では大注目されてる(らしい)本作。 おそらく誰もが観る前に思うのは、「ローブ着てなかったり、メガネかけてないことに違和感が出てたらどうしよう」だと思う^^; 良い意味でも悪い意味でも、完全にハリーのイメージが定着しちゃっていますもの。 ところがどっこい、これがまったくハリーの面影を感じさせなかった。 そのあたりは頑張ったなぁと思う。 でも正直作品自体はというと、あまり評価できないかなぁ。。 「スタンド・バイ・ミー」とかあのあたりの青春を目指してるのかなぁとも思ったんだけど んーーー。。 とりあえず、描いているものの要素としては「友情、恋愛、家族愛」あたりかな。 この手の作品はそれこそいろんなところで観るけれど、 今作はどの要素もいまひとつ描ききれてなくて、斬新さというものが備わっていなかった。 それがとっても残念。 展開も容易に想像つくわりには、なんでこんな設定が必要だったんだろう。。。と思ってしまうような無駄な設定もちらほら。 友情の描き方には一部無理が生じてるし。。ツッコミどころ満載です;; でも、ロケーションは最高でした。 いつか行ってみたい。 ☆☆☆/3,0 |
「転々」
2007 / 11 / 22 ( Thu ) 11:05:21
[あらすじ]
幼いころに両親に捨てられた孤独な大学8年生の竹村文哉(オダギリジョー)は、いつの間にか84万円もの借金をこしらえ、返済の期限があと3日に迫っていた。 しかし、その期限の前日、文哉は借金取りの福原(三浦友和)から借金をチャラにする方法を提案される。 それは、吉祥寺から霞か関まで歩く“東京散歩”に付き合うことだった。 <シネマトゥデイから抜粋させていただきました> [感想] これもすでに公開中です。 想像していたよりずっと良かったです。 三木監督の小説を以前読んだことがあったんだけど、 それは私の肌に合わなくてもしかして苦手かなぁと思ってたものだから、うれしい誤算♪ 観てよかったです。 テーマは「擬似家族」。 次々出てくる小ネタたちに思わず笑っちゃうんだけど、 じんわりとした家族のぬくもりもしっかりと伝わってきて。 擬似家族、素敵。 東京を散歩するっていうのもいい◎ 東京ってちょっと歩けば何かしら駅に着いちゃうから、すぐ電車に乗っちゃうんだよね。 たまにはぶらぶら散歩でもしてみるのもいいなぁと思わせてくれる作品だった。 またキャスティングも最高でね! 思いがけず良かったのが、吉高由里子さん。 ほかのお3方(オダギリジョー、三浦友和、小泉今日子)も然ることながら、彼女もとってもイイ味出してました。 たまにはこういう作品を家族水入らずで観るのもいいかも。 ☆☆☆☆/4,2 テーマ:映画★★★★★レビュー - ジャンル:映画 |


